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『cut(仮)』
 
まだ寒さが残る初春のある日。
河川敷の土手を一人の女の子が歩いている。
横を流れる川は広い河川敷の奥に見える。
 
ひとりで歩いている彼女は、
何か考え事をしてるようにも周りの風景を楽しんでしるようにも見える。
ゆっくりとした足取りで土手の一本道を歩く。
ふと川のほうを見やる。
 
土手の斜面をゆっくりおりて、
何か見つけたものの方へ進んでいく。
彼女の手にはカメラが握られている。
 
おもむろにしゃがみ、写真を一枚撮る。
 
(写真には日常に咲く花が一輪映っていた)
 
陽の光は温かい。

END
 
[設定]
・女の子は以前から写真を見るのは好きだけれど、撮るのはあまり関心がなかった
・カメラ好きな友人がいらないという中古のカメラを譲り受けた
・なんとなく散歩し、なんとなくカメラを持っている

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